NY②

ニューヨークに来て今日で3日目である。
アメリカに来て少しずつ周りを見てきたが、一番気になることはホームレスが多いことである。
これは僕が特に都市部を渡り歩いているから感じることかもしれない。
ロサンゼルス。
シカゴ。
ワシントンDC。
そして、ニューヨーク。
至る所にホームレスがいてカップを持ってお金をそのカップに入れるように求めている。
特に黒人の人。
これは社会的な格差だろうか?
また、無気力な人、外で叫んでいる人が多い。
整然と区画されたアメリカの道路とは反対に、人種も多様、そして、個人の個性も多様である。


ニューヨークに来て2つ嫌な経験をした。
一つは、チケットの料金を上乗せされたこと。
USAレールパスを持っている以上料金がチケット発行時にかかることはないのだが、123ドルかかるとニューヨークの駅の窓口でいわれた。
電話でもう一度予約の確認をして、バスの料金が加算しているのかとも思い、それをキャンセルして、もう一度窓口に向かったが同じことを言われた。
この辺は僕の語学力不足で、実際に何の料金なのかわからない。
そこで、直接それを尋ねたところ、窓口の人がチケットを発行し始めて無料で発行できた。
結局、今でもこの料金がなんだったのかわからない。
もう一つは、今いるマックストアにおいて、起きた出来事である。
昨日は全くそれについて触れなかったのだが、昨日の記事を更新する直前に起きていた。
僕がマックストアでPCが空いていなかったのでその辺をうろついていたときに、方向を変えようとして振り向いたその瞬間に僕の手が黒人の手に触れて眼鏡が落ちた。
その時はI'm sorryと互いに言ってわかれたのだが、その後その黒人が僕の後をついてきて話しかけてきた。
君のせいで眼鏡にひびが入った。
と彼は主張してきた。
当然手に持っていた眼鏡がちょっと落ちただけでは眼鏡がわれるはずはなく、割れた音も聞こえなかった。
だから、僕は君が触ってきて落としたんだ。
君は狂っている。
なんてことをいって、さらにマックストアの店員にも話をつけた。
彼は僕に、君を外で待ってるよ。
なんてことをいって去っていったのであるが、僕がネットをやって外に出たときには彼はいなかった。
無事ことなきを得たが、これ以来人が僕の半径50センチ以内に入るときはかなり警戒するようになった。


こういった悪い面だけでなく、もちろん良い面もある。
だからこそ、もっとじっくりアメリカという国の形をみてみる必要があるかもしれないと思うのである。