お金の流れが変わった！

お金の流れが変わった！ (PHP新書)

大前研一氏の新書です。
世界経済をアメリカと中国のG２体制、ホームレスマネー、EU、新興国など多様な見方で追っていきます。
その潮流の中で、日本はどうすればいいかを日本経済の処方箋という形でまとめて書いてあります。
面白いと思ったところはいくつかありますが、そのなかで一つ選ぶとすれば日本国債暴落のシナリオです。
日本国債の格付けが下がったとしたら、怖いですね。
うちの会社も債券発行しているので、国債の格付けが下がったら連動して下がるのか？
僕はまだペーペーなので投資家を相手にするような仕事はしてません。
なので、この辺はいまいちよくわかっていないのです。
でもいずれはする可能性もあるのでこの辺は興味のあるところです。
最後に印象に残った言葉の引用です。

気がついた人がみずから変わっていかなくてはならないのだ。
世界のどこでも活躍できるためのコミュニケーション能力と、余人をもって代えがたい仕事上のスキルを磨かなくてはならない。

こういう言葉は励みになりますね。