星の王子様

星の王子さま (新潮文庫)

星の王子さま (新潮文庫)

表紙に惹かれたことと、火の鳥で星の王子様が読まれていたこと(何巻だったかは記憶にないけど)から気になっていて衝動買い。
様々な星を渡って地球にたどり着いた王子様を中心に、王子様の先入観のない見たままの視点でどんどん物語が進行していく。
渡ってきた星には何かを欠いた住人たちが住んでいる。
それぞれに質問をし続ける王子様の好奇心。
そして、純粋さに嫌になることがある。
しかし、純粋に物事を見極めようとするところがよさでもある。

ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない。

普段は忘れていることを思い出させてくれる作品である。